最近スピード離職が話題になっています。
退職代行を利用した方の話
実際に入社初日に退職代行に依頼した男性の理由は、「4月1日に入社して、配属先発表のときに、自分の希望とは全く違う配属先になっていて不信感が頂点に達してやめた。配属ガチャかなと思って・・・。」と語っています。
多くのスピード離職の理由は、”配属ガチャ”だと言われています。
それにより、退職代行サービスも増えています。
退職代行「モームリ」の谷本慎二代表は、「4月なので、新卒の方から入社前と入社後で話が違った、ギャップがあったという声が多い。依頼は初日から4件ほどあった。」と説明している。
4月1日から19日までに退職代行サービスに寄せられた依頼は871件そのうちの新社会人は135件。
スピード離職により新入社員のケアを徹底している。
離職予測AIを用いてより精密なケアを実施する企業もある。
離職予測AIとは、これまでの全社員に関する勤務状況や、特性などのデータを入力して企業ごとの離職者モデルを作成するもの。
退職代行の企業では
モームリでは、弁護士の監修を受け24時間、LINEやメールで依頼を受け付け電話やメールで会社との交渉を代行する。
料金は、依頼者が正社員もしくは契約社員なら、2万2000円、アルバイトは1万2000円。
22年3月にサービスを開始し、これまで8300件を超える依頼をこなした。
最近は依頼のペースが急増しているようです。
依頼者の6割は20~30代が占める。民法上労働者は「退職届」を出せば2週間後雇用契約が終了するが、最近の新入社員は学生時代が新型コロナウイルス禍と重なり、「コミュニケーション能力に乏しい部分も見られる」という。
新卒者がネット上で「仕事が大変」などと投稿すると、不特定多数から「辞めたほうがいい」などの反応がすぐに集まり、他社との比較で職場環境に違和感を覚えやすい。
まとめ
退職代行を使う理由は、
- 労働環境の厳しさ
- メンタルヘルスの意識の高まり
- 若年層の価値観の変化
- インターネットの普及
- 労働市場の変化
などが、労働者にとって魅力的な選択肢となっています。
その利用者は、今後も増え続けることが予想されています。
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